大乗山妙昌寺は、海と山に囲まれた穏やかな歴史と伝統の町、神奈川県大磯町にある日蓮宗の寺院です。当山は室町時代の文安元年(1444年)、大乗院日征上人により創立され、570有余年の歴史を有す古刹で、現住職は第38世となります。
創建当時の妙昌寺は古海道(旧東海道・現大磯駅斜め裏手)に面しておりましたが、江戸時代の寛永年間(3代将軍家光公の時代)現在の東海道が整備された頃に、妙昌寺は旧所在地から現在の場所に移転したと伝えられています。移転の理由については火災ともいわれておりますが、記録がなく定かではありません。尚現客殿及び斎場は平成4年、庫裡は平成11年、本堂と山門は平成30年に其々新築落慶し現在に至っております。
当山ではお釈迦さま、日蓮大聖人さまのみ教えを中心として、ご先祖さまを始めとする過去から、そして今を生きる皆さま方とのご縁を大切に、未来に亘る絆を結ぶべく、皆さまの心に寄り添い共に生きるお寺でありたいと願っております。